着京祭とは
着京祭とは京都大学の学生団体である京都着物企画が主催するお祭りです。京都着物企画は「着物をはじめとする伝統文化を学び、自らの目線から、若者を中心に、着物を軸として伝統文化を発信する」という活動理念のもとにさまざまな企画、イベントを行っている団体です。着京祭はそのようなイベントのひとつで、今年で2回目になるそうです。
着京祭に行ってみて
2025年9月13日(土)、着物を着て、いざ参加です。
場所は京都、平安神宮の前の岡崎公園です。

着物や下駄の販売、後はカレーなどの食べ物の出店がありました。
また主催者である「京都着物企画」が持っている着物の無料譲渡もありました。
帯や、ゆかた、羽織がありました。
私が行ったのは12時ごろでした。スタッフさんによると、少し前には
量がもっとあったそうです。
企画・運営に携わるスタッフさんは数名おられて
ガンバって声を出してチラシを配ったり、参加者の対応をされていました。
着物研究家 シーラ・クリフさんが来られてました

シーラ・クリフさんは着物界で知る人ぞ知る有名人で、
大学名誉教授、着物研究家、ファッションプロデューサーなど
様々な顔をもっておられるアクティブな方で、いずれも日本の着物のために
尽力されている、貴重な存在です。
当日はトークショーに出演してくださるために来られていました。
一緒に写真をとっていただきました。
三味線 山田白米さんと合奏

三味線唄音楽家 山田白米さんが三味線体験のブースを出して
おられました。体験をさせていただきました。
私は全く、初めての経験でしたが、
三味線、ばちの持ち方、どちらも丁寧に教えていただき、
簡単な曲を一曲、3回も合奏させていただきました。
山田白米さんの唄と三味線に合わせて、私も三味線で
簡単なリズムを奏でます。
山田白米さんが「顔を上げて、空の雲や景色を見ながら
わびさびを感じながら弾いてみて」というようなアドバイスを
してくださいます。(もし、間違っていたらごめんなさい。
初体験で全く余裕がありませんでしたので・・・)
私は、それを聞いて、空の雲が流れる様子や、岡崎公園の松を見ながら
ただ、三味線の音だけを聞き、自然を感じることができました。
着物で三味線を弾くと、自分も和風の世界にひたることができます。
山田白米さん 三味線唄音楽家 京都中心に唄、三味線でわびさびの音体験を
届けておられます。2025年10月4日に京都でライブが開催される予定です。
着物のイベントは貴重
古くからの着物の街、京都で着物のイベントを若い人がやってくれるのは
頼もしい限りです。着物がもっと盛り上がっていけばいいと思いました。
私も及ばずながら、もっと着物の精進をしていこうと思いました。


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